新投資先として、バイナリーオプションの研究をはじめております。

バイナリーオプションってどうなの？稼げるの？
について解説していきたいと思います。
今回は、入門講座として基本知識をまとめてみました。

バイナリーオプションとは？

バイナリーオプションは為替レートなどを対象に、あらかじめ決められた時点での値よりも高いか低いかを予測する「二者択一」の取引です。

バイナリーオプションでは予想が当たった際の払い戻しされ、
予測が当たると払戻し（ペイアウト）で利益となります。
予測が外れると、ペイアウトがなく損失となります。

イメージとしてドル円で「上昇(High)」または「下落(Low)」のどちらかを予想し、
・1,000円分で「上昇(High)」を選択して、予測が当たると2,000円のペイアウト
（1,000円の利益）
・1,000円分で「上昇(High)」を選択して、予測が外れると1,000円の損失
となります。
（※例として、倍率が２.0倍として計算）

バイナリーオプションの特徴（メリット）

1.ルールがシンプル

基本的に「二者択一」の取引の為、初心者でも分かりやすくなっております。
予想が当たったら払い戻しされ、予想が外れたら損失となるシンプルルールの為、すぐに仕組みを理解出来ます。
取引ステップも、通貨を選んで（ドル/円など）→高いか低いかを予測→結果が予想通りになればペイアウト　と分かりやすいです。

2.短時間で損益結果が分かる

海外のバイナリーオプション業者ですと、「30秒取引」や、「1分取引」など超短期の判定時刻で勝ち負けが出るものがあります。
また日本国内のバイナリーオプションは規制があっても、「2時間」となっていますので、株式投資などに比べるとかなり短期で損益確定します。
なので、勝ち負けが「30秒～2時間」の短時間で判定されるので、すぐに利益を狙えるメリットがあります。

3.少額で取引ができる

国内のバイナリーオプションは1,000円未満で投資する事が出来ます。取引手数料も無料な為、予算が少ない方でも始めやすくなっています。
口座開設も基本無料となっております。
海外の業者でも最低取引額は1,000円となっていることが多いです。
また、バイナリーオプションにおける「損失」は投資金額のみとなる為、取引金額以上に大きな損失が発生する事はありません。その為、損失を限定することが可能です。

バイナリーオプションとFXの違い

1.損益の確定タイミング

バイナリーオプションでは、購入した時点で判定時刻が決まってる為、自分で決済タイミングを考える必要はありません。
FXは自分で決済するタイミングが決められる為、損益の大きさを自分で決定する事が出来ます。

2.レバレッジの有無

バイナリーオプションでは、レバレッジはありません。
FXは、レバレッジがあります。国内業者でmax25倍、海外だとmax1000倍となり、ハイリスクハイリターンの取引を行うことも出来ます。

3.利益と損失

バイナリーオプションは、購入した時点で利益と損失額が分かります。
掛金1000円の場合、予想が外れると損失は1000円となり、自己資金以上の取引はできないので、金額のリスクを事前に知ることが出来ます。
FXは、自己資金の何倍もの取引が可能で、自分で決済するタイミングが決められる為、大きく利益を出すことが出来ます。
半面、自己資金以上の損失を出す可能性もある為、リスクコントロールを自己責任で行う必要があります。

バイナリーオプションの取引のリスク

バイナリーオプションの取引には、リスクもあります。
金融庁のページが特に参考になるかと思います。

個人的に、調べる中で気をつけると思ったポイントは以下にまとめてみます。

1.バイナリーオプション業者が利益を得やすい仕組み

バイナリーオプション業者は、勝率が50％で、ペイアウト率が2.0倍だと利益が出ません。
その為、「取引コスト」をペイアウト倍率1.95倍～1.7倍等に設定・調整することで利益を得ています。
その他に、具体的な説明は省略しますが、「スプレッドがある」、「引き分け時の判定」、「レンジアウト取引」、「取引数制限を掛ける、ペイアウト倍率を調整」、「取引無効や出金制限」などで業者が儲かる仕組みが隠れていることがあります。

2.海外の業者でのトラブル

海外のバイナリーオプション業者では、「投資したお金が出金できない」、「口座凍結」、「約定拒否にされた」などの記事が複数確認されています。
またトラブルが生じた場合は、個人で解決を求められます。自己責任の範囲が大きくなるので、情報を事前にしっかりと収集する必要があります。

3.儲け話に気をつける

「必勝法」、「絶対勝てる」等の情報商材は、詐欺の可能性が非常に高いです。
個人的にも、どんな時も「リスク管理を高めていくこと」が大切なことだと思います。

まとめ

＜クレジット＞
もぐら綿棒さん