アフターコロナ~コロナからの世界状況の変化

「アフターコロナ」とは、新型コロナウイルス感染症の流行によって世界中が大きな影響を受けた状況を踏まえ、コロナ禍後の社会や経済、生活様式などを指す言葉です。コロナ禍で起こった様々な変化や課題を克服し、新たな社会や経済の在り方を模索する時期を表現しています。
アフターコロナでは、テレワークやオンラインビジネス、キャッシュレス決済などのデジタル技術を活用した取り組みが一層進み、また、地方創生やサステナビリティなど、より地域社会や環境に配慮した取り組みが求められるようになると予想されています。
今回は、コロナ禍で起こった変化をまとめてみました。

デジタル技術を用いたサービスの普及

アフターコロナにおいて、デジタル技術を活用したサービスが注目されました。具体的には、以下のようなサービスが挙げられます。

  1. テレワークサポートサービス
    オンラインでのビデオ会議やファイル共有、タスク管理ツールなどを提供するサービスがあります。ZoomやSlackなどのサービスが代表的です。
  2. 飲食店のデリバリーサービス
    自宅での食事需要が高まったことから、飲食店がデリバリーサービスを提供するようになりました。UberEATSや出前館などが代表的です。
  3. オンライン学習サービス
    学校が休校になったことから、オンライン学習サービスが需要を集めるようになりました。代表的なサービスには、スタディサプリやゼミナールがあります。
  4. キャッシュレス決済サービス
    感染症対策として、現金の使用が避けられるようになりました。キャッシュレス決済サービスが広がる中で、PayPayやLINE Payなどが普及しました。
  5. 地域に根差したオンラインショッピングサイト
    アフターコロナでは、地域に根差したオンラインショッピングサイトが注目されています。地元の小売店が出店する「minne(ミンネ)」や「LOHACO」が代表的です。

これから伸びそうなサービスは?

アフターコロナの時代に伸びそうな業種は以下の可能性が挙げられます。

  1. デジタルヘルスケア
    健康管理や医療サービスにおいて、デジタル技術が活用されるようになります。オンライン診療やテレヘルスなどが注目されています。
  2. リモートワーク支援
    テレワークが広まる中で、リモートワーク支援サービスが求められるようになります。オンライン会議ツールやタスク管理ツールなどが注目されています。
  3. 配達サービス
    自宅での生活が増えたことから、宅配やデリバリーサービスが需要を集めます。飲食店やスーパーマーケット、ECサイトなどからの需要が見込まれます。
  4. オンライン教育
    オンライン学習サービスや遠隔教育が一般的になると、オンライン教育に関連するサービスが求められるようになります。テキストや動画コンテンツの制作、プラットフォームの提供などが注目されています。
  5. 無人化・自動化
    人と接触することが少なく、コンタクトレスで行われるサービスが注目されています。無人店舗や自動運転車、ドローンなどが関心を集めています。

オンラインがどんどん強化されているもの

さらにオンラインに力がはいりそうな業種を挙げてみました。

  1. オンラインショッピング
    ECサイトをはじめとするオンラインショッピングが今後ますます普及すると予想されます。消費者は自宅から手軽に商品を注文でき、店舗側もオンラインでの販売ができるため、需要が高まると考えられます。
  2. オンライン会議・テレワーク
    リモートワークやオンライン会議が広まることで、ビジネスシーンでもオンライン化が進むことが予想されます。これにより、ビジネスパーソンはより柔軟な働き方が可能になり、コスト削減にもつながると考えられます。
  3. オンライン教育
    オンライン学習サービスや遠隔教育が一般的になると、学校教育や企業研修などでもオンライン化が進むことが予想されます。これにより、学習時間や場所に制限がなくなり、より効率的な学習が可能になると考えられます。
  4. オンライン配信・ライブ配信
    音楽や演劇、スポーツなどのイベントがオンラインで配信されることが増えると予想されます。これにより、場所や時間に制限されない多くの人がイベントを楽しむことができるようになります。
  5. オンラインコミュニケーション
    SNSやチャットツールなどを活用したオンラインコミュニケーションが一層進化することが予想されます。これにより、地域や時間に関係なく人々が交流できるようになると考えられます。

これからも上がりそうな業種は?

特に下記に力を入れている業種が今後も伸びていく可能性があるかもしれませんね。

  1. オンラインサービス関連銘柄
    テレワークやオンラインでの取引や教育などの需要増により、オンラインサービス関連銘柄が上昇しました。
  2. ヘルスケア関連銘柄
    コロナウイルス感染拡大の影響でヘルスケア関連銘柄が上昇しました。特に、医療機器や医薬品メーカーなどが好調でした。
  3. 食料品小売関連銘柄
    消費者が外出を控えることで、食料品小売関連銘柄が上昇しました。特に、オンラインでの買い物が増えたことで、EC関連銘柄も好調でした。
  4. ゲーム関連銘柄
    自宅での過ごし方が変化したことで、ゲーム関連銘柄が上昇しました。特に、スマートフォン向けのゲームアプリやオンラインゲームなどが人気を集めました。
  5. 通信関連銘柄
    テレワークやオンラインでのコミュニケーションが増えたことで、通信関連銘柄が上昇しました。特に、5G関連銘柄が注目されました。

箇条書き形式で挙げてみました。

コロナから既に3年以上経過しています。コロナ前では信じられなかったことが当たり前になってきています。
ふと立ち止まると価値観の大きな差に気づくことができます。これからますまテクノロジーとは切り離せない社会になっていきますね。コロナはそれを加速、定着させた気がします。

以上、アフターコロナ~コロナからの世界状況の変化でした。

<クレジット>
写真AC himawariinさん